近頃風邪でもないのに咳だけが止まらないといった方が多く見られます。
こういった方々の共通点としまして薬局に売っている普通の咳止め薬が効かないといったことがあげられます。このような方々のほとんどは咳喘息という喘息の一種である可能性が高いのです。
喘息といっても正式な喘息というわけではなく、喘息の一歩手前の段階と考えていただくとわかりやすいでしょう。日本ではまだあまり知られていませんが咳喘息人口の高い欧米、特にイギリスなどでは喘息と同じ扱いをしています。
では、咳喘息とはどういった症状がでるのでしょうか?
通常咳の原因として最も多いのは風邪や気管支炎などの、発熱や痰などの症状を伴う呼吸器感染症です。これらは病気がよくなるにしたがって咳も次第に消えていきます。しかし咳喘息は発熱や痰などの症状を伴わず、数週間以上も咳(痰のあまり出ない空咳)だけが続き、夜明けから明け方、冷たい空気、タバコの煙、会話、運動などで咳き込みやすいといった特徴があります。また、女性にやや多いのも特徴のひとつです。
風邪をひいた後におこることが多く、風邪の後に3~4週間以上咳が続いたらまず咳喘息と思って間違いないでしょう。
喘息なら普通の風邪薬が効かないのは当たり前ですね。ではどういった薬が効くのでしょうか?
咳喘息の治療法は喘息と同じ吸入ステロイド薬、抗アレルギー薬もしくは気管支拡張剤が有効ですが、確実な効果が得られるのは吸入ステロイド薬です。
咳喘息の症状のひどい場合は短期間に限って口径ステロイド薬と使用することもありますが、ほとんどの場合、吸入ステロイド薬で改善が見られます。
吸入ステロイド薬をいつまで続けるのか?ということですが、最低3ヶ月は続けていただくようになります。1ヶ月だけ使用した場合再発率はかなり高く、3ヵ月使用した場合は再発率かがなり低いということが最近の研究でわかってきたため『3ヵ月間』続けるように指示を出しています。長い方では半年以上続けなければならないこともあります。
咳喘息とは熱などの症状が出ないため病院を受診しない方が多いのですが実は早期治療が重要となる病気です。三週間以上咳が続くことがあれば病院へ受診に行くことをお勧めいたします。
咳、痰は呼吸を行うための大切な体の反応です。
しかし、長引く咳、痰が続くときには肺や気管支に何らかの病気が起こっている場合があります。体からの大切な病気のサインを見逃さないために咳、痰について勉強してみましょう。
まずはなぜ咳、痰が出るのかについでです。
咳とはいろいろな物理的、化学的な刺激が神経を刺激して出てきます。よく飲み物が気管に入って咳が出るといったことがありますね。このように刺激を感じる部分(主に咽喉頭、気管、気管支、胸膜、心膜、横隔膜、外耳道、鼓膜、食道、胃など)に病気が起きると咳が出てくることがあります。
痰とは気管支で作られた粘液やはがれた上皮、血管からの漏出物などでできています。病気の時には粘液がたくさん出るため量がふえることがあります。
では、咳、痰から考えられる病気についてあげていきましょう。
まず一番多いのが熱、のどの痛みを伴う咳です。これは風邪の初期症状と考えていいでしょう。ただし息苦しさを伴う場合、肺炎の可能性がありますので胸のレントゲン撮影が必要になります。
特に症状のない席については肺喘息の可能性が高くなります。また心因反応でも頑固な咳が出ることがあります。
そして、危険なのは慢性化した咳です。
長く乾いた咳が続く場合特発性間質性肺炎の可能性があり、これは体を動かすことで悪化します。
乾いた咳が次第に痰を伴う湿った咳になった時、これには重大な病気が潜んでいることがあります。原発性肺がんや肺結核には特に注意が必要です。
ねばねばした痰が出る咳が続く時、多くは気管支炎や風邪の症候群として治療されています。だだし、40歳以上の喫煙者の場合慢性気管支炎、肺気腫の可能性が高くなります。
血が混じった痰、咳が続く時、重大な病気を考えそうですが、良性疾患である気管支拡張症からの出血がほとんどです。他に肺結核なども原因になります。
ここに上げましたのはほんの一部の例に過ぎません。咳、痰と甘く見ず気になる点があれば放置せずに早めに医療機関に相談に行かれることをお勧めいたします。
皆さん、咳が止まらずつらい思いをしたことはありませんか?
誰でも一度は経験したことがあるであろうむせ返るような咳き込み。今日はそのつら~い咳を止める方法を皆さんに伝授していきたいと思います。
まず、皆さんは咳を止めるときどんな方法をとっていますか?風邪薬?むせるのでもちろん粉薬はNGですね。荒れたのどに錠剤は大きくて辛い。風邪止めシロップ?…ここだけの話、甘すぎてちょっと飲みずらいですよね。
そこでおばあちゃんの知恵袋登場!ぜひ柑橘お湯割を試してください。
作り方は簡単。蜂蜜とレモンジュースをお湯で割ったり、金柑・レモンなどのはちみつ漬けのお湯割など柑橘系の果物をお湯で割るだけ。ポイントは蜂蜜をたっぷり入れること。これだけで次の日にはあの地割れのような咳に悩まされずに眠れるはずです。
痰の出る咳のときは水分やたんぱく質が痰と一緒に出て行くのでポカリスエットなどのスポーツドリンクで水分補給をしっかりすることが肝心です!
寝るときにはしっかり喉を暖めてください。ネックウォーマーなど寝返りをしてもずれることがものをしっかりと巻いて暖めてやると次の日の声がだいぶ調子のいい状態に改善されます。
皆さんも咳に悩まされたときはだまされたと思って一度やってみてくださいね。
ただし、あくまで民間療法なので風邪からくる咳、熱や嘔吐を伴う咳などが完治する。というわけではありません。治らない場合は病院へ受診されることをお勧めします。
咳にはいろいろな種類がありますが、大きく分けて2種類に分けられます。
タバコの煙やほこり、ウイルスなどの体外からの刺激によるものと、気管支炎や咽頭炎など呼吸器等の炎症による体内で生じる刺激の2つにわけられます。そのうち体内で生じる刺激のほうはアレルギー反応である可能性が高いので咳が続く。止まらない。といったことが多くなります。
咳がなかなか止まらなかったら、体力を消耗し、睡眠の妨げ、胸部や腹部などの筋肉痛、精神的なストレスになったりと、体に悪影響を及ぼします。
体への悪影響が出る前に、早めの対処が必要になります。
対処法としては、外出を似買え喉に温シップをして安静にします。
空気の乾燥を防ぐため、冷暖房は控え、加湿器等で湿度を保ちましょう。
水分の取りすぎは咳には逆効果なので、就寝1時間前位からは水分を取るのは控えたほうがいいでしょう。どうしても水分をとりたい場合は暖かいものを飲むようにしましょう。冷たいもの、炭酸飲料は咳き込みやすくなるので控えたほうがいいでしょう。
また、タバコ、大声、排気ガスなども咳き込みの原因となります。外出時はマスクをつけ、タバコは禁煙、もしくは本数を減らすようにしましょう。
民間療法として、大根おろしとおろし生姜をあわせ蜂蜜湯でのむ「ダイコン湯」、かりんと黒砂糖を煮込んだ「かりんの砂糖漬け」、黒豆の煮汁に黒砂糖を加えた「黒豆の煎じ汁」などがあります。
咳がひどいと、体力をかなり消耗します。
栄養価の高い食事、ドリンク剤やビタミン剤などで、体力・抵抗力の回復を図ることが大切です。無理をせず、安静にしましょう。
小さく抵抗力のない赤ちゃん。そんな赤ちゃんがゼーゼー辛そうに咳をしていると本当に可愛そうになりますよね。何とか治してあげたい。と誰もが思うはずです。
赤ちゃんが咳込んでいる場合のおうちでの応急処置としては、
1、ほこり、タバコなど、室内の空気に注意。室内の温度を一定にし、時々空気の入れ替えをしましょう。また、乾加湿器、お湯を張ったバケツなどで乾燥を防ぎましょう。
2、寝かせるときはクッションや布団に上体を寄りかからせるように、抱くときはたてに抱き背中をトントンたたくようにしてあげましょう。呼吸が楽になり咳き込みが緩和されます。
3、痰が絡む場合は、水分をとることにより痰が切れるので、咳がでにくくなります。こまめに水分補給をしてあげましょう。
この3点があります。
ただし、赤ちゃんの咳にはいろいろな病気が潜んでいる可能性があります。
代表的なものでは、急性気管支炎、喘息様気管支炎、肺炎、細気管支炎、百日咳、急性咽頭炎、小児結核などがあります。
赤ちゃんの顔色が悪い、声がかすれて出ない、肩で息をしたり息が大きい、熱が高い、などの場合は上記の病気の可能性がありますので大至急病院へ行ったほうがいいでしょう。
咳以外に症状がない赤ちゃんでも、咳き込んだ拍子に痰などが出て呼吸困難になる場合もあります。
赤ちゃんは自分で苦しい、辛い、と言うことができません。
どんな場合でも赤ちゃんの咳には市販の咳止めなどは使わず、早めに病院へ行きましょう。
花粉の季節になり、花粉症の方の他に咳込んでいる方をよく見かけます。
春から秋にかけ、のどの痛み、いがいが、長引く咳だけで病院にやってきた方が、調べてみると花粉、ハウスダストなどのアレルギーにかかっていた、ということが多々あります。
最近では鼻炎ではなく、喉にアレルギーを引き起こし、そのため咳き込んでいるといった人が急増しています。言い方はさまざまですが「アレルギー性咽喉頭炎」や「喉アレルギー」「のど過敏症」といっています。
これは特に、今現在花粉症を持っている方に多いアレルギーのひとつです。春、花粉(主にスギ花粉)により痛めつけられた喉が秋の花粉(ブタクサ、かもがやなど)によりカウンターパンチで止めをさされた。といった感じでしょう。
処置方法をしては「うがい」が一番有効的です。医療機関では抗アレルギー剤、漢方薬、喘息に使うエアロゾルや耳鼻科で吸入療法を使用した治療をすることが多いです。
喉アレルギーによる咳には季節性があり、風邪、咳喘息、百日咳などとの見分けがつけにくい場合がほとんどですので、自己診断は難しいですが、特徴として喉が渇きやすくなり、頑固な咳が続くなどがあります。放っておくと微熱まで出ることもあります。
アレルギーにより声帯に水ぶくれができていたり、特に夜咳き込む方、現在花粉症を持っている方は、一度耳鼻科に行ってみてはいかがでしょうか。
あなたの辛い咳は風邪ではなく「アレルギー咳」である可能性が高いのですから。
愛犬がごほごほと咳をしはじめたら要注意。犬が咳をするということは年齢にかかわらず何らかの病気が潜んでいることが多いのです。
子犬に多い病気には、「ケンネルコフ」や「ジステンパー」があります。
動物は鼻や口から空気を吸いはいで酸素を血中に取り入れ血中の炭酸ガスを放出して生きています。喉や気管支に異常が起こると、咳が出ます。その原因はウイルス感染から、心疾患や肺疾患、気管の変形、フィラリアとさまざま。
子犬の場合ワクチン接種が終わるまでに感染することがあるので、健康状態をチェックし、ワクチン接種が終わるまで他の犬との接触を控えるほうがいいでしょう。
中高年の犬に多く見られる病気としては「気管虚脱」があります。
肥満気味の短頭種犬、パグ、シーズー、ポメラニアンなどががーがーと激しい空咳をしたときにまず疑うべき病気です。短頭種の犬たちは鼻の穴が狭く、強く呼吸しないといけないことが多いです。そのため、気管がだんだんと変形し、気管虚脱になりやすいのである。また、首や胸が詰まった体系なので胸部に負担がかかりやすく、そのうえ太っていればさらに負担が大きくなるので何年もたつうちに気管を守る軟骨がつぶれることも原因のひとつである。
短頭種犬をかっていれば、小さいうちから食べ過ぎず、肥満、運動不足に張らないように心がけ、胸への負担を減らしましょう。また、鼻の穴の狭い犬は早くから手術で広げて呼吸に無理がかからないようにするのがいいでしょう。
他にも、肺炎、心筋症、心室中隔欠損症、寄生虫によるフィラリア症、老犬に多く見られる肺水腫、僧帽弁閉鎖不全症などがあります。
風邪を引いて気管支などがおかさせると咳が出ます。咳が出ると体力を消耗しますます咳を悪化させる原因となります。軽い咳でも注意してしっかりツボを揉みほぐしましょう。
咳に効く足ツボは3つ程あります。
のどや気管支は親指と人差し指との股の間にあります。かかとに向かってじっくりと押し揉みほぐしましょう。のどの痛みや咳の症状が緩和されます。
肺は中指から小指にかけての指の付け根よりややしたの辺りに位置します。右足は右肺、左足は左肺に対応しているので、息苦しいほう、咳をしたときに痛みのあるほうの肺を揉みほぐしてください。咳で胸がぜいぜい言うなどの症状を和らげる効果があります。もともと呼吸器系の弱い方は、普段から揉んでおくことで風邪を予防することができます。
延髄は親指の腹、中央からやや下に位置しています。呼吸器の働きをよくする作用があるので、咳を止め、吐き気を抑える作用があります。また、喘息の予防にも効果的です。
ポイントは、それぞれしっかりと揉み解してやるといいでしょう。ツボ押し棒などは使わなくてもいいですが、少し痛いかな。と思うくらいの強さで揉んだ方がいいでしょう。
もしツボの場所がわかりづらければ、足の指(つめの先)から土踏まずまでの間をまんべんなく揉み解すだけでもかなりの効果が得られます。
また、会議中などすぐに咳を止めたいときには、天突(鎖骨のあいだ、ちょうどくぼみのできる場所)を軽く、数回押してやるといいでしょう。炎症はとめられませんが、一時的に咳を止めることができます。
自宅でも簡単にできる足ツボでいやな咳を治しましょう。
百日咳とはその名の通り独特の発作性痙攣性の咳が長期にわたり持続するのが特徴です。
百日咳とは百日咳菌の感染によって起こる急性の呼吸器感染症です。百日咳と言うと、子供の病気というイメージがありますが、最近は大人でも2週間以上続くしつこい咳の症状を示す人の、約2割近くが百咳であると言われています。
感染経路は患者の咳などから菌が飛び感染する飛沫感染が多いのですが、子供などは手を介して口から菌が入り感染することもあります。
最初は風邪のような症状で始まり、続いて咳がひどくなります。やがて咳の回数が増え、連続的に咳き込むようになり、咳のあと急に息を吸い込むのでヒューヒューと笛を吹くような音が出ます。乳幼児では咳で呼吸ができず、顔色が紫になるチアノーゼや痙攣を起こすこともありますが、大人の場合は比較的軽症なので呼吸困難等起こす事はまずないと思われます。
百日咳の治療には、主にエリスロマイシン、クラリスロマイシン等のマクロライド系抗菌薬が使われます。これらの薬は、特に早期治療に用いると有効です。
子供と違い、大人の百日咳の場合には、咳は長期間続くものの、典型的な発作性の咳は見られず、やがて回復します。咳だけで熱などは出ないので、百日咳とわからず予防接種前の赤ちゃんや小さい子供などにうつす可能性があるので注意が必要です。
周囲への感染を防ぎ、咳を早く治すためにも、しつこい咳が続くようでしたら早めの受診をお勧めいたします。
咳とは、喉の異物を外に追い出そうとしている働きのことです。ただし、赤ちゃんの場合は、些細な気温の変化により咳やくしゃみをすることがあります。
赤ちゃんの咳をしているときの対処法としては、まず、呼吸をしやすい体勢にしてあげることです。縦抱きをして背中をさすってあげましょう。もし寝ながら咳き込んでいる場合には、布団の下に座布団などを入れて上半身を少し起こすようにして寝かせてあげるといいでしょう。
また、水分補給も肝心です。水分を取ることで喉を潤わせ、呼吸を楽にするだけでなく、痰を切りやすくするので痰が喉に詰まることによって起こる呼吸困難の防止にもなります。
室温は20度~23度に保ち、湿度を60パーセント程度にしましょう。加湿器を使ったり洗濯物を室内に干したりと、工夫をしてください。
咳の勢いで赤ちゃんが吐くこともありますが、赤ちゃんの胃は大人のような形ではなく、ほとんどまっすぐな形をしているので胃の内容物が出やすいのです。特別心配することはありません。しかし、噴水のように勢いよく吐いたり、咳とともに吐く回数が多い場合は注意が必要です。
赤ちゃんは大人と違いまだうまく咳とすることができません。咳が続くとチアノーゼや呼吸困難、痙攣などを起こす場合があります。特に生後6ヶ月以下の赤ちゃんでは咳による呼吸困難が起こる可能性が高くなっています。咳だけだからと甘く見ず、長く続くようなら早めに病院で検査をうけましょう。